人間の生活と排泄 ~パート1

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排泄の意義

今回は私たちが生きている上での生理現象の一つである、排泄について少し紹介したいと思います。


1)生理学的な意義

生命を維持するためには必要な物質を外界から摂取し、体内で生産された不要な代謝産物及び有害物質を対外に排出するというプロセスがの最後に位置するのが排泄(排便・排尿)です。

おもな排泄器官には、腎臓、大腸、皮膚および肺があり、腎臓は体内で生産された不要な代謝産物を水とともに尿として排出し、体液の調節を行い、大腸は、食物残渣等を腸管の中で糞便として生成し、肛門から排出しています。皮膚は水、塩分などを汗として排出し、肺は体内に生じた二酸化炭素を呼気として体外に排出します。これらの機能が障害されると、体内にも不要な物質が蓄積することによって諸機能が低下し、ひいては生命をも脅かす場合があります。

規則的な排泄行為を正しく維持することは、健康な日常生活を送るための条件であり、生活にリズムを与え、精神的な満足を与える、また毎日の食事の内容や、水分の摂取量や様々な精神的ストレスなどによって、頻尿、下痢や便秘などの異常な状態を引き起こすので、排泄物の性状は健康状態を把握するためのバロメーターの1つになります。

2)介護上の意義

排泄に関して日本人は、一般的に「恥ずかしいこと」「不潔なこと」として捉える傾向があります。そのため、たとえ排泄行動に問題があっても、人の世話になりたくないという気持ちが強く、排泄の世話を受けることに対して、強い抵抗感があり、気兼ねや遠慮の気持ちが強いです。

介護の仕方によっては、その人の人間としての震源を揺るがすことにもなります。人間にとって排泄を考えるとき、身体的にも様々な側面があることを理解した上で、思いやりをもってケアしていくことが大切です。

プライバシーの保持

人間は誰もが人の手を借りずに排泄したいと思っていると思います。これには「恥ずかしい」と思う気持ちと「下の世話を人にしてもらって申し訳ない」という気持ちが含まれています。この気持ちを真剣に受け止めて、人の目に触れない配慮・臭いや音に対する配慮など、プライバシーが確保できるように工夫することが必要です。これが人間の尊厳を守る大切なポイントになります。


いつでも訴えることができる関係を作り、介助が必要な時は常に快くすばやく対応し、安楽な姿勢で落ちついて排泄ができるように介助することが大切となってきます。

 

現在、介護で悩まれている方は沢山いらっしゃるかと思います。そこで私たちはその悩みを少しでも解消させていただきたいと思います。悩む前に是非気軽に相談ください。

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