歩行援助をマスター!!

57

歩くということは、日常生活を送るうえで必ず必要になる動作の一つとなります。また足というのは体の中で重要な部分であり、できれば自分の力で歩くことが大切です。しかし、年齢を重ねるとそのようにはいきません。そこで今回、自分の足で歩くことが困難な高齢者のサポート方法をご紹介したいと思います。


歩行の大切さ

高齢者の歩行の特徴として、高齢者になるに従って大腿四頭筋の低下が著しくなり、大腿部を持ち上げて歩くことが困難になってきています。しかし、大きな段差を上がる場合、手すりや杖を使用すれば安全に歩行ができることもあります。手すりや杖をしっかり握って立ち上がることが必要な場合、手すりの幅があまり大きいと力が入りにくくなり、身体に適合していない杖の使用ではふらつきが起こり、転倒の危険性もでてきます。また、ADLの変化によって、用具の使い方や歩行の仕方を変えていくことも大事です。

57

例えば、足の筋肉が弱ってきた場合には、トイレの手すりの位置を便器に座った状態で少し前方の低い位置に付け替えることで、手すりを活用し、手の力での立ち上がりが容易になることもあります。また、大腿部を持ち上げることが困難になってくると、歩き方に特徴がでてきます。その代表的な歩行のしかには、①前かがみ歩行、②小刻み歩行、③すり足歩行、などがあり、速度も遅く、ちょっとした段差などにもつまずきやすくなりますので、転倒することで骨折が起こり、寝たきりの生活に逆戻りする場合も少なくありません。ですから、身体に適合した福祉用具の選定はもちろん、正しい歩行の仕方がか肝心となります。特に、家から外に出て歩行する場合には、杖・歩行器使用の頻度が多くなります。筋力低下、麻痺など、さまざまな原因で歩行困難になった場合、機能障害の程度に応じた適切な杖・歩行器を選び、たとえゆっくりペースであってもその人の歩行のペースに合わせ、できる限り見守り介護をしながら自力で歩いてもらうようにします。そして、ちょっとした段差などでつまずきやすく、転倒の可能性も多い場合には、杖・歩行器の先端のゴムが摩耗していないか、歩行環境は整っているかなどを確認しておくことも重要です。脚力が弱っても、自分の足で歩行し続けるには、正しい歩行の仕方知り、自分のペースで安全な歩行ができる環境作りがADLの維持・向上に役立つと思います。


 

杖の種類

・T字型杖  左右どちらも使用できる。上肢の押さえる力が必要

・ロフストランド杖  上肢の筋力が弱い人向き

・四肢杖  杖の安定性が高い

このように杖一つにしても種類はさまざまです。もちろんこれ以外にも数多くの歩行サポート器具はたくさんあります。そこでその人、その人にあった器具を選ぶ必要があります。もちろん、自分の足で歩くことが一番大事なのでリハビリ等も兼ねて行うことが大事になります。

現在、介護で悩まれている方は沢山いらっしゃるかと思います。そこで私たちはその悩みを少しでも解消させていただきたいと思います。悩む前に是非気軽に相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です