アルツハイマー型認知症について

arutuhaima

認知症の定義

正常に達した知的機能が後天的な器質的障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態(器質的=症状や疾患が臓器・組織の形態的異常に基づいて生じている状態)

 

・認知症は状態であって病名ではない。(心不全・呼吸不全と同類)

・認知症は脳の病気であって加齢による認知機能の低下ではない。

・うつ状態(機能的疾患)による仮性認知症ではない。

・せん妄(一時的な状態)ではない。

・精神発達遅滞(先天的疾患)ではない

とされています。


 

認知症の症状

アルツハイマー型認知症は、認知症の中で一番多いとされており、男性よりも女性に多く見られます。また、脳血管性の認知症など患者数が横ばいであるのに対して、どんどん増加の傾向があるとの報告があります。

 

特殊なタンパク質によって神経細胞が壊れていきます

脳にアミロイドBや、タウと呼ばれる特殊なタンパク質が溜まり、神経細胞が壊れて死んでしまい減っていくために、神経を伝えることができなくなると考えられています。また神経細胞が死んでしまうことで、脳も萎縮していき身体の機能も徐々に失われていきます。

アルツハイマー型では最近の出来事を忘れてしまうという症状がみられますが、記憶を司っている、海馬と呼ばれる部分に病変が起こるために、記憶ができなくなるものです。ただ、記憶の部分が侵されることで記憶できないとわかりますが、実は記憶障害がでる何年も前から、脳の異変は起きているとされています。

もしかした認知症ではないかと気づかれる症状が、物忘れです。誰でも忘れることはありますが、忘れていることを指摘されると「そうだ、忘れていた」と思いだせます。でもアルツハイマーの方では、思いだすことができません。

 

判断能力が低下します

料理をする際、調味料をどれぐらい入れたたいいかや、どんな材料を使うかなどの判断ができなくなります。

 

見当識障害が起きます

今日の日付が分からなくなり、アナログ時計が読めなくなります。デジタル式だと読める人もいますが、症状が進行すればデジタル式も読めなくまります。

またトイレの前にたってもドアがわからなくなり、失禁になってしまう場合も出てきます。

 

様々な周辺症状がでてきます

大事な物が無くなったら、盗られたと家族を責めたりする「物盗られ妄想」が出たり、外へ出てウロウロする「徘徊」お風呂に入らないなどの「介護拒否」などがよく見られるようになります。


 

アルツハイマー型認知症の方の対応の仕方

繰り返し聞かれることに怒らない

同じ話を繰り返しすると「さっき言ったばかり」などと対応しがちですが、本人は忘れてしまっているため、聞いていないというだけです。

なので、怒らずできるだけ付き合ってあげます。ずっと付き合うのは介護者が疲れてしまう場合があるので、そういう場合は興味がある違う話などをして話題を変えるのもいいと思います。

現在、介護で悩まれている方は沢山いらっしゃるかと思います。そこで私たちはその悩みを少しでも解消させていただきたいと思います。悩む前に是非気軽に相談ください。

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