退院後の自宅復帰を支える「機能訓練」

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高齢者が転倒などによる入院を機に重度化、認知症発症は典型的な事例です。リハビリを行い、退院後いかに心身ともに自立した状態に近づけるか重要になるので、リハビリはニーズが高まる分野だといえます。


機能訓練とは、マシンを使うこと?

在宅介護を実現させるには、夜間対応型訪問介護など介護の狭間を埋める支援が必要であるとともに、入院など一時的な身体の変化に対し自助力を取り戻す措置が必要となります。それが機能訓練です。

機能訓練は、デイサービスやデイケアなど通所で行うリハビリと、自宅で行う訪問リハビリの2種類があります。そのほか、訪問看護ステーションでも看護職員を中心としつつ理学療法士や作業療法士、言語聴覚士によるリハビリが認められています。

デイサービスなどバリアフリーの環境での集団的リハビリは、広いスペースでの活動やマシンを使ったトレーニングで効率よくリハビリ効果を生むことができます。しかし、利用者が生活する自宅は、玄関までのアプローチ、段差、階段、居間、寝室、トイレ、浴室など決してバリアフリーの環境とはいえません。施設でできた動きが狭い自宅では応用がきかない場面もあります。その点、訪問リハビリは住環境に合わせて安定した動き方の指導や、利用者の麻酔などの状態に合わせ、杖や手すりなど住環境(住宅改修など)への助言を行います。退所、退院時に訪問リハビリを受けることで在宅への円滑な移行を行うこともできます。また、重度者に対しては、機能訓練で筋肉をほぐしたり関節を動かしたりすることで身体の動きを回復させる役割を担います。

 

重度者に反する未開拓な市場い

2011年度の介護保険法の改正では、リハビリステーション専門職の役割と多職種とのチームケアの必要性が明記されています。施設や病院から自宅復帰を目指すには、適切な機能訓練で自立度を回復させることが重要です。しかし、機能訓練の必要性はケアプラン作成者であるケアマネジャーも含めてまだまだ認知度が低いのが現状です。

デイサービスなどに通えない人を対象として実施する訪問リハビリは、確実に事業所数が増加しているものの、全国にまだ3000か所で、都道府県単位の整備状況にはかなりのバラつきが生じています。経営主体は病院や診療所、老人保健施設で、介護保険だけではなく医療保険にも訪問リハビリがあります。病院や診療所、施設からの退院や退所後に、検査や治療、服薬などが必要にな場合は医療保険で算定し、治療が終了した段階で介護保険に移行、継続して実施していることが前提です。あくまでも退院時のフォローとして実施している場合も多く、介護保険までの継続性が課題であり、まだ普及に時間がかかる見込みです。今後の訪問リハビリの浸透の鍵は、病院からの自宅復帰を促す中間施設としての老人保健施設が握っているといえます。


このように機能訓練というサービスは非常に重要なものといえます。その内容によっては利用者様の今後の生活に大きく関わってくるといえます。ちなみに私たちの施設の中の通所介護では機能訓練士が、一人一人のレベルに合わせて機能訓練の計画をし、それに順じてリハビリ等を行っております。

現在、介護で悩まれている方は沢山いらっしゃるかと思います。そこで私たちはその悩みを少しでも解消させていただきたいと思います。悩む前に是非気軽に相談ください。

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