食事介助について

roujin_food_woman

私たちは、生きていくために栄養をとらないといけません。高齢者においしく、食事に集中できる雰囲気で、むせなくゆっくり食べてもらうことが大切になってきます。


食事前にまず嚥下体操をおすすめします。以前ここで紹介させていただいた、嚥下のリハビリを参考にしてみてください。

安全に食事をするには

入所者の方などが食事をする際に気をつけなければならないのが「食べ物が気管に入らないようにすること」が大事になってきます。そのため基本姿勢は足を床のつけた軽い前傾姿勢です。

手でスプーンや箸、皿などを持ったり、顔をテーブルに近づけたりする動作は、必ず前かがみになります。そのため、座る姿勢を若干前のめりにすることがポイントです。前傾姿勢になると、重心が前の方に移動するため、身体が椅子からずれ落ちないように腹筋や背筋の力と足で踏ん張って支えようとするためです。そのため、足が床についていないと踏ん張れません。

椅子に座ることができるのであれば、椅子で食べていただけるのがいいですが、車椅子で食べる場合も同様です。車椅子にはフットレストがついていますが、足は床につけてもらったがベストです。一手間と思いがちですが、食事量が変わってきます。

あまり前傾姿勢になりすぎは駄目ですが、前傾姿勢を保つには背中や必要な部分にクッションを入れて支えるようにすると良いです。テーブルの位置、高さなども確かめると良いと思います。

ベッド上での食事

ベッド上での食事をするときは、先ほど紹介した姿勢と少し変わってきます。自力で食べることができる方は、ベッドを90度、または70度にギャッジアップして背もたれにします。

この姿勢は、椅子に座ったような感じになり、上肢が動かしやすいので自力でスプーンなどを動かしやすいです。逆流の危険が少ないこと、嚥下反射が起こる前に食べ物が喉の方へいかないという点もあります。

しかし、拘縮や麻痺などでギャッジアップが厳しい場合があります。その場合は、30度にギャッジアップをすると良いでしょう。30度の場合自分で口に入れる際はこぼれやすいので注意が必要です。

入所者の方(利用者)は、ゆっくり時間をかけて楽しく食べていただきたいものですが、食事が終わるまで待てない、遅い、こぼすから、という理由ですぐ介助に入るのは好ましくありません。

自宅で介助をされる時は、少し時間がかかっても出来る限り見守ってみてはいかがでしょうか。

また、食事の途中で手が止まったりした場合、「もう食べないのですか?」ではなく、「お手伝いしますから、もう少し食べてみましょうか」など、声かけにも配慮が必要です。

介助をする際は、メニューを伝えたり、きちんと飲み込んでいるか観察し、ひと口の量などの配慮が大事です。

介助する際、ペースが早すぎたりすると、誤嚥(気管に食べ物が入る)に繋がり、誤嚥性肺炎という、高齢者に多い病気を引き起こす場合があります。


 

食事で大切なことは、焦らずゆっくり食べることで、嗅覚・味覚などを刺激し、脳を活性化させます。

皆さんで楽しく食事をし、認知症の進行や、予防を心がけたいですね。

現在、介護で悩まれている方は沢山いらっしゃるかと思います。そこで私たちはその悩みを少しでも解消させていただきたいと思います。悩む前に是非気軽に相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です